誤嚥性肺炎とは

日本人の死因で第7位である「誤嚥性肺炎」。最近、様々なメディアで取り上げられています。

「誤嚥性肺炎」で亡くなる方の98%は高齢者であるといわれています。

日本は超高齢化社会を迎え、人生100年時代ともいわれるこれからを、より健康的に生きるためには軽視できない病気です。

では「誤嚥性肺炎」とは何か。

食べ物や唾液を飲み込むとき、食道ではなく誤って気管に入ることを誤嚥といいます。正常な場合、誤嚥しないようにむせて外へ出しますが、高齢になると嚥下に関わる器官の働きが低下するため、むせる反射が弱く、誤嚥してしまいます。

それに加え、お口に入れ歯が入っている、唾液が少なく乾燥している、お口が清潔に保たれていない、など細菌が繁殖しやすい状態となってしまいますので、原因菌が気管を通り肺に入り、肺炎を引き起こしやすくなります。これを「誤嚥性肺炎」と呼びます。

そこで「誤嚥性肺炎」予防のための、特に基本となるのが口腔ケアによるお口の健康管理です。

毎食後、就寝前のお口の清掃に加え、歯科医師・歯科衛生士の定期的な診察を受けることが大切です。

肺炎の発症を40%減少されたという調査結果もあります。

当院では、通院が難しい患者様にもいつまでも食べる喜びを感じ、より健康的な毎日を送っていただけるよう、往診・口腔ケアを行っています。

ご質問・ご要望等ございましたらお気軽にご連絡ください。

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