乳歯が生えてくる順番

赤ちゃんの歯(乳歯)が生えてくる順番と時期はおおむね決まっています。

まず、生後6か月から9か月くらいに、下の前歯の真ん中2本が生える始めてくるでしょう。

1歳を過ぎてから生えてくることもありますので、あまり心配しなくても大丈夫です。歯がなくても、歯が生えるあたりが大きく膨らんでいて、指で軽く触れると歯があるのが分かるなら、まったく問題ありません。

ただし、1歳3か月ごろを過ぎても膨らみもなければ小児歯科へご相談いただいた方が良いかもしれません。

次に生えてくるのは上の前歯の真ん中2本、その後上と下の前歯の左右、上の奥歯、下の奥歯、隙間を埋めるように上下の歯が生えて、最後に一番奥の奥歯が上下揃って合計20本になります。

だいたい2歳半から3歳くらいに生えそろうのが一般的です。

この頃になると奥歯でしっかり噛むようになり、虫歯リスクが高まる時期です。

虫歯が出来る前に歯科医院でのメンテナンスを受けましょう。

生え変わりの順番や時期は一般的なものですので、多少前後することもあります。少々ずれたところであまり気にする必要はありません。

隙間が多くなったり、くっついた歯と歯の間に深い隙間があったりする場合は虫歯になりやすいので虫歯になりやすくなってしまいます。その場合は念入りな歯みがきが必要ですので、注意してください。

お口の中は一人ひとり違うものです。

あまり神経質にならず、虫歯にならないようにだけ注意するようにしましょう。

もちろん、気になるのであれば遠慮なく歯科医へ相談してください。