ごはんに集中!幼児期♪

こんにちは!アジサイデンタルクリニックです。

今日は幼児期の特徴や食事のポイントについて書いていこうと思います。

幼児期は子どもの咀嚼機能食習慣を育てるのに重要な時期です。

食事に集中してきちんとした姿勢で食べることが大事になります。

食事場面は心の発達健やかな心身の成長にとってとても大切です!

親の作った食べ物を一緒に味わいながら、甘い、塩からい、にがい、すっぱい、やわらかい、かたいなどの味覚や食感が発達します。

なのでスマホ等は使用させず食事に集中することが大切になります。

さらに、自我の発達につれて食べ物の好き嫌いがはっきりしてきますが、この好き嫌いをめぐって親子がやりとりしていくことで、子どもは主張することと我慢することのバランスを覚えていくのです。

!POINT!噛み応えがあるものを よく噛ませましょう!

ハンバーグやカレー、スパゲティなど、子供は好きですよね。

でも、これらはそんなに噛まなくても飲み込めてしまいます…

咀しゃく機能を育てる為にも軟らかいものを中心とした食事ばかりでなく、

噛み応えのある食材などを意識してメニューに取り入れてみましょう^^

※まだ生野菜のようなすごく硬いものは食べることが難しいので、
少し硬めに茹でた野菜などをあげるようにしてくださいね^^

【間食について】

お菓子のラインイラスト | 無料イラスト素材|素材ラボ

この時期はまだ一回の食事で十分な量を食べることが出来ないため、不足したエネルギーを間食によって補います。

この間食と言うのは、おやつではないのでお菓子などではなく、おにぎり・ふかし芋などエネルギーやビタミンを多く含むものをさします。

食べた後はもちろん歯磨きを♪

いっぱい噛もう!奥歯期♪

こんにちは。アジサイデンタルクリニックです^^

今回は奥歯が生えてきて色んなものが噛めるようになる奥歯期についてお話します♪

乳歯(18か月)【歯科素材.com】歯医者さん向け無料イラスト

まず、子どもが噛めるようになるのは口の中で一番敏感な場所である歯根膜(歯の根っこの部分)が発達するからです。

この歯根膜を通じて、その食べ物が硬いか柔らかいか、大きいか小さいかを認識できるようになります。

「このぐらいの大きさなら食べられるかな?」「ちょっと小さくしないと食べられないな」などを身体でおぼえこんでいきます。

そうして、下顎についている大きな噛む筋肉(咬筋)が鍛えられていきます^^

POINT!

一口大より少し大きめに切って食べさせてみましょう!

まだ生野菜のように硬いものは食べられないので、指でつぶせるくらいの硬さ又は奥歯でつぶせる硬さの物をあげましょう^^

~よく噛まないことで起こりうる不正咬合(悪い歯並び)~

出っ歯

なぜよくないの?

前歯が出ていることで、唇が閉めにくくなります。
そうすると口が乾燥し、虫歯・歯周病・口臭の原因となる。また、呼吸、発音、嚥下にも問題を起こすと言われています。

過蓋咬合(かがいこうごう)

噛み合わせが深いこと。前から見たときに、上の前歯が下の前歯を覆ってしまうくらい深くまで噛み合っている状態。

なぜよくないの?

上の前歯が乾燥しやすいので虫歯になりやすい

下の前歯が上の歯茎を刺激するため歯周病になりやすい。また奥歯の一部でしか噛んでいないことが多く、負担過重で歯周病が進行しやすくなる。