こんにちは。アジサイデンタルクリニックです^^
今回は奥歯が生えてきて色んなものが噛めるようになる奥歯期についてお話します♪
まず、子どもが噛めるようになるのは口の中で一番敏感な場所である歯根膜(歯の根っこの部分)が発達するからです。
この歯根膜を通じて、その食べ物が硬いか柔らかいか、大きいか小さいかを認識できるようになります。
「このぐらいの大きさなら食べられるかな?」「ちょっと小さくしないと食べられないな」などを身体でおぼえこんでいきます。
そうして、下顎についている大きな噛む筋肉(咬筋)が鍛えられていきます^^
POINT!
一口大より少し大きめに切って食べさせてみましょう!
まだ生野菜のように硬いものは食べられないので、指でつぶせるくらいの硬さ又は奥歯でつぶせる硬さの物をあげましょう^^
~よく噛まないことで起こりうる不正咬合(悪い歯並び)~
出っ歯
なぜよくないの?
前歯が出ていることで、唇が閉めにくくなります。
そうすると口が乾燥し、虫歯・歯周病・口臭の原因となる。また、呼吸、発音、嚥下にも問題を起こすと言われています。
過蓋咬合(かがいこうごう)
噛み合わせが深いこと。前から見たときに、上の前歯が下の前歯を覆ってしまうくらい深くまで噛み合っている状態。
なぜよくないの?
上の前歯が乾燥しやすいので虫歯になりやすい
下の前歯が上の歯茎を刺激するため歯周病になりやすい。また奥歯の一部でしか噛んでいないことが多く、負担過重で歯周病が進行しやすくなる。