こんにちは。今日はインプラントについてのお話をします(^^)/
インプラント治療は、失われた歯の代わりに人工の歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、そこに人工の歯を取り付ける治療です。
人工の歯を取り付けるので、白く美しい歯をきれいに並べることができますし、入れ歯のようにズレたり合わなかったりということはほぼありません。
もちろん、虫歯菌で歯が溶かされることもありません。食事も今まで通り美味しくいただけます。
そんな完璧なインプラントにも、欠点があるんです。
それは、インプラントは天然の歯よりも歯周病のリスクが高いということです。
「人工の歯なのに、なぜ?」と思うかもしれませんので、少し詳しくお話しましょう。
天然の歯の場合、歯と歯茎の隙間に薄い膜があり、歯周病菌が奥に進むのを防いでくれているんです。そのため、少しくらい歯垢が溜まっても、すぐには悪化しません。
でも、インプラントはその膜まで再現できていません。そのため、こまめにクリーニングして歯と歯茎の間に溜まる歯垢や細菌を除去しておかなければ、すぐに歯周病になってしまうのです。
「人工の歯だから虫歯にならない」のではなく、「人工の歯だから歯周病になりやすい」わけですね。この点を間違えると、インプラントがぽろりと抜け落ち、もう戻せなくなることにもなるんです。
インプラント治療を行ったら、医師の言うことを聞いて定期的なメンテナンスを必ず受けるようにしましょう。
当院ではインプラント治療は行っておりませんので、大学病院をご紹介させていただくようになります。ご相談はいつでもお受けいたしますので、気になられるかたは気軽にお声がけくださいね。